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軍事遺産を歩く (ちくま文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 44775 位
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| 参考価格: | ¥ 882 (消費税込)
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最近話題の戦争廃墟もの、これもそのひとつ
丁度終戦記念日ころにリリースされたこの本だが、出したのが時期的にジャストタイミングだったと思う。改めて戦争というものについて考えさせられる一冊だ。
愚生は勿論戦後生まれで、戦争の悲惨さ、そして空しさというものを、TV等で湾岸戦争やイラク戦争などを見ただけで、身近に感じた事は無いが、こういった本を見ると戦争というものが如何なるものか想像出来る。絵空事で戦争未経験者である愚生が戦争についてとやかく言うと戦争経験のおありの先達に叱られそうだが、高校生の頃に修学旅行で行った広島県の大久野島では、毒ガスが作られていたとあって、流石に毒ガス工場跡はウサギが飛び跳ねているこの島の中では異様な雰囲気を醸し出していた。こういう島でいつ敵の戦闘機に狙われるか分からないと想像するだけでゾッとするものであった。
こういった本を通じて、愚生のような戦争未経験者に戦争の悲惨さを分からせるには必須の一冊だなと思った。
元手がかかった贅沢なオリジナル文庫
北海道から九州、離島にいたるまでの全国各地を時間と手間をかけた取材をしている。下調べから現地取材にいたるまで、著者はまったく手抜きということを知らない人だということが、読みすすむうち、こちらにも伝わってくる。内容はほかの人が書いている通りで特に付け加えることもないが、ちょっと熱の入り方が半端じゃないなと思った。淡々とした筆致に惑わされがちだが、近年にない渾身のルポだと思った。
実証的なアプローチをした良心的な本
やたらとおかしなイデオロギーに染まった“戦争遺跡本”が氾濫している中で、この本は実証的なアプローチをしており、前からこのジャンルに興味がある私にとって、待望の本が登場した思いで一杯です。現況を捉えた写真の迫力も特筆ものだと思います。
すばらしい
近代化遺産が讚えられる中で、近代国家に不可欠なシステムであった軍事関係の遺跡については、ほとんど取り上げられなかった。この本は、全国各地の旧軍関係の遺跡をめぐり、丁寧に取材したノンフィクションである。添えられた150点近くの写真(冒頭の14ページはカラー)のクオリティもとても高く、見る人が見れば廃墟写真集ではないか、と思ってしまうかもしれない。
大日本帝国のカタチ
トーチカ、要塞、軍港、工廠…本書に掲載された140点以上の写真を見ると、日本の近代における軍事部門の果たした役割が、リアルな実感として立ち昇ってくる。廃墟写真集としても読めるが、文章で紹介される興味深いエピソードの数々に驚く。要塞地帯だった函館山が撮影禁止だったこと、日吉の慶大構内の学生寮が連合艦隊だったこと、激しい空襲を受けた工廠跡がそのまま残る一角の存在…。この日本のそこかしこに残る大日本帝国の残照。
筑摩書房
戦争遺産探訪 日本編 (文春新書) 戦争廃墟 カラー版 近代化遺産を歩く (中公新書) 図説 日本の軍事遺跡 (ふくろうの本/日本の歴史) 日本の戦争遺跡―保存版ガイド (平凡社新書)
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