みんなうんち (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)



みんなうんち (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
みんなうんち (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)

商品カテゴリ:幼児教育,知育,赤ちゃん育て方
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表題のとおり、最初から最後まで「うんち」である。おおきいぞうは おおきいうんち ちいさいねずみは ちいさいうんち。人間も含めたいろんな動物のいろんなうんちが、五味太郎の独創的なデザインで描かれる。しかし、たどりつくところはひとつだ。
「いきものは たべるから みんな うんちをするんだね」

本書は、福音館書店が毎月発行している月間科学絵本「かがくのとも」に1977年にとりあげられ、1981年に装丁を新たに出版された傑作絵本である。英語、スペイン語、韓国語などにも翻訳され、世界で愛されている1冊だ。

読んであげるなら4歳から、自分で読むなら小学校低学年からが対象とされているが、ひとりで読む場合にもぜひ声に出して読んでほしい。「うんち」が韻を踏むようで耳にここちよく、まるで詩のように聞こえるはず。うんちをすることは、汚いこと、恥ずかしいことと思って園や学校でトイレに行かない子どもたちがいるという。ぜひ、そんな子どもたちに読んでほしい。(小山由絵)



ある意味で深遠なる哲学書

おそらくこの本を幼少の時に読んだかそうでないかで、うんちに対する大きな派閥ができているのではないかというくらい、完成度の非常に高いインパクトのある作品です。

アイドルはうんちをしないと本気で思っている人たちは、おそらくこの「みんなうんち」を読んでいない派だと思われますw

古今東西、何時の時代も世界中の子供たちはうんちが大好きです。その理由は、生物としての本能そのものでしょう。人間を含めすべての生物はほぼ例外なくうんちをします。何にもできない子供でも、ご飯を食べてうんちをすることが生物として一人前に生きている証拠です。

五味先生は、グラフィックデザイナー出身の日本を代表する絵本作家。「絶薬」でもゲストで登場していましたが、この「みんなうんち」は五味先生の作品の中でもNo.1クラスのクオリティを誇っているのではないでしょうか。

ことば、リズム、レイアウト、イラスト、色使い・・・。絵本を構成するすべての要素がしっかりデザインされています。デザインは絵のことだと思う人が大半だと思うのですが、実際にデザインの仕事をしてみると、絵そのものではなくより機能(効果)を意識するようになります。

 デザインとは見かけのことだと思っている人がいる。
 だがもっと掘り下げれば、
 それは実は機能のことだとわかる。 by スティーブ・ジョブス

僕の今までの経験では、デザインとは存在と機能の境界線(輪郭)を描くことだと感じています。ですから当然、時代や環境、技術や気分によってもその境界線は変化します。国境と時代を越えて人から愛されるデザインとは、人間の本質をしっかりと捉えた完成されたデザインだということです。

うんちについてよくよく考えてみると、今の時代は人間だけがうんちになりません。その理由として、人間を食べる動物たちを知恵や技術や宗教で人間自らが封印してきたからです。土葬をしていた時代までは、微生物たちのうんちになっていたのかもしれませんが、現在はほとんど火葬ですからね。

そうなってくると、物凄い勢いで増え続けている人間という生物を律するものは、同じ人間か自然界そのものが相手となります。そして実際に現実問題として、戦争や環境破壊などで絶滅する可能性も出てきました。

今の世の中がクソまみれと感じてしまうのは、自分たち人間がうんちにならないことが1つの原因なのかもしれません。そういう見方をすると本書「みんなうんち」は、かなり深遠な哲学書にもなり得ます。これが洗練されたデザインのもつ力ということなのでしょう。
名作

娘のトイレトレーニングの時期に購入しましたが
初めて娘に読みきかせたときの、うれしそうな顔といったら・・・。
こどもが大好きな、うんち、という言葉が散りばめられていて
文のリズムといい、内容といい、本当によくできた本。

五味さんが著書の中で、
真冬に訪れた動物園で、動物のうんちから湯気がたちのぼっているのがあまりにも魅力的で、
それでうんちの絵本を書こうと思った、と書かれてました。
うんちのおもしろさが凝縮されているこの絵本。
こどもにずっと長く読み続けられているのも納得です。
子どものお気に入りです

3歳の女の子に一度読ませたらリズムも気に入ったのか、
何度も読んで読んでといってきます。
短い分ですが絵もユーモアがありとても面白いです。
字も大きいのでひらがなお覚えたばかりの娘は
自分でも大きな声で呼んでいます。
購入して大正解でした。
五味さんの本はどれもいい本ばかりです。
絵がすばらしいです

人気の絵本であることは知っていましたが、子どもが大好きな「うんち」を題材にしたアイデア勝ちの絵本だと思っていたのです。ところが、実際に読んでみて絵のすばらしさに引きつけられ、この本の魅力は、題材を支える確かな絵があってこそと気づかされました。五味さんの絵本は何冊か持っていますが、その中でダントツだと感じます。

内容はいたってシンプル。「うんち」とそれをする生き物が主人公の直球勝負の絵本です(五味さんらしいユーモアも含まれてはいますが)。『きいろいのはちょうちょ』のようなしかけも、『そら はだかんぼ!』のような意外性のあるストーリーも、『たべたの だあれ』のような遊びの要素もありません。なのに、これらの本以上に「読んで!」とせがまれます。

まず絵を見てみてください、とお伝えしたいです。「うんち」と生き物のデザインと彩色の見事さ。特に動物や魚などの生き物の彩色がすばらしくて、魅了されました。「うんち」ということで敬遠されるかたがいらしたら残念です。一度お手にとってみてください。幼児期に出会う自然科学の本の中でも、貴重な一冊だと思います。

出物 腫れ物 所かまわず

初出はかがくのとも100号。五味氏の最高傑作と評する方もいるようです。
1977年初版だから、刊行当時五味氏は32歳。精鋭グラフィックデザイナーとして活躍中の頃。
絵本という媒体にデザインの手法を持ち込もうとする、若き情熱が感じられます。
何しろ主題が’うんち’なのですから。
誕生には相当、生みの苦しみがあったに違いありません。
やはり1977年刊行の「かくしたのだあれ」もデザイン的に優れた本ですね。
今の五味氏の作風は好きではありませんが、力のこもった初期作品には強烈なオーラが出ています。

「うんちがぽとん」アロナ・フランケル著もトイレトレーニング中お世話になったなぁ。



福音館書店
おなら (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
かくしたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)
それはすごいなりっぱだね!
たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)
うんちがぽとん (まあくんのバイバイあかちゃんシリーズ 1)




子どもの宇宙 (岩波新書)

そらまめくんのベッド (こどものとも傑作集)

二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)

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妖怪アパートの幽雅な日常〈3〉 (YA! ENTERTAINMENT)

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