二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)



二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)
二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)

商品カテゴリ:幼児教育,知育,赤ちゃん育て方
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司馬先生の期待にこたえるために

他の方々が書いているように、短い文章ながら力強いメッセージがこめられていて老若男女問わず読み手に強い感動を誘う内容。流石、司馬遼太郎ということか。学生に限らず、人生の節目にある人に対する贈り物にも最適だろう。

21世紀になっても世界は司馬遼太郎の懸念を十分に解決できていない。私は本書の執筆当時の対象年齢層だった。そういう意味でも司馬遼太郎の思いを託されたと思い、折に触れて読み返していきたい。
内容は素晴らしいが・・・

内容は文句無く素晴らしい。老若男女問わず読むべき文章であると思う。ただ・・・印刷がどうも・・・。表紙を見ても伺えるが、蛍光色のようなどぎつい色で、ページを開くたびに不自然な色の自然の写真が目にぶつかってくる。心洗われるような美しい写真とともにこの文章が読めたらどんなにか永久保存にしたい本になっただろうと思うと、実に残念でならない。そのため人に贈る本としては対訳版のほうを選んでいる。
卒業祝い&入学祝に贈りたい

絵本のような大きな文字と、すべての漢字に『ふり仮名』がふってある50ページにみたない薄い本。
しかし、内容はかなり濃厚。
少ない文字数と簡単な言葉で、核心を突いた深いことをスバッと言ってのける。

“「いたわり」「他人の痛みを感じること」「やさしさ」はもともと一つの根から出ていて、
その根は本能ではないから、私たちは訓練をしてそれを身につけなければならない”

人間だから忘れることも、気を抜くことも、余裕がないこともある。
でも本来人間は、自分がどんな状態にあったとしても、その気持ちをけして忘れてはいけない。
・・・忘れない努力をしなくてはいてない。
なのに我々は『昔、習得したから』といって、訓練することを やめてしまっているのではないだろうか。

やさしい人間とはなにか。いたわりの心を持つ人間とはなにか。
もう一度原点にもどって考え直してみたい。

1989年以降、この内容を国語の時間に読んだ子供がうらやましい♪
教科書として出会わなかった自分のために、まず一冊。
さらに、大人買いして
(親戚の子供も含めた)周りの人間すべてに配り歩きたくなる一冊です。


感動しました

私は中ニです。
この本は本屋でみつけて、買ってみましたが
読んでみてすごく感動しました。
この本を私の担任の先生に奨めてみたところ、また感動したらしく
道徳の授業でこの本を紹介し、朗読しました。

でも感動だけではなく、大いに考えさせられました。
私達が今いる二十一世紀は司馬さんが見たかった二十一世紀なのかと。
すばらしい世の中なのか?と。

だからこそ、若い担い手である私達が今の現状を見据え、
これからの未来を変えていかなくてはならないのだと深く思いました。

もっとたくさんの人に読んでもらいたいです。
大人も子どもも、一度は2?3回遅読すべき!

 著者は歴史小説で有名な司馬遼太郎で、小学校高学年(5?6年)を対象にした2つのメッセージを1冊の本にまとめたものである。小学生を対象にしているせいか、平易な文体でわかりやすくスラスラと頭の中に入るように書いている。
 第一のメッセージでは、20世紀で生涯を終えた著者が21世紀を生きる我々に原点回帰と責任の重大さを伝えている。一方、第二のメッセージでは緒方洪庵(こうあん)を取り上げ、適塾の思想を通じて生きるべき指針を提示している。

 本書で、司馬遼太郎は平易でシンプルなメッセージを伝えている。そのため、一度読んだだけではあまりにも簡単に頭の中に入ってしまうため、あまり印象に残らないことが多い。
 特に、社会人になると学生時代のように時間があるわけではなく、限られた時間を有効活用しなければならない。そのため、一度に複数冊の本を同時並行で読み進めてしまい、同じ本を二度読むことは滅多に無い。

 しかし、本書のような類の本は読めば読むほど奥深さが出るものである。実際、書評を書きながら2?3回読んでいるのだが、平易な文体からは考えられないほど底知れぬ教えが隠されており、時間に追われがちで不安定になりがちな心理状態が落ち着いてくる。

 個人的には、後者が参考になった。吉田松陰の松下村塾と似たような方針であり、福沢諭吉や大村益次郎を輩出した適塾は、身分平等で入学試験も無く、「学問をする」というひとつの目的で集まっていた。
 加えて、塾生の間で勉強を教え合い、8つの級に分け、級の代表である会頭(かいとう)と熟生全体の代表としての塾頭(じゅくとう)を設置していた。さらに、12か条の訓戒を書き、医者としての心構えを説いていた。

 この訓戒を知った時、会津藩の“什(じゅう)の掟”を思い出した。「ならぬことはなりませぬ」で有名な什の掟だが、教育問題で揺れる現在の日本で最も必要な要素ではないだろうか?



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